ありがとう、欅坂46

今日は2020年10月5日、

彼女達のラストライブまで残り1週間。

何となく5年間を振り返ってみようと思った。

果たしてラストを迎える日までに

これを書き終えられるのか。

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今日は2020年10月13日、

彼女達が欅坂46として

ステージに立つ最後の日。

結局ラストライブ当日にまでかかった上、

長々と、まとまりのない文章になった。

（書いて満足できたから深くは気にしない）

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2015年2月22日。

この日は、西武ドームで乃木坂46が

3rdバースデーライブを行っていた。

私は中継をリアルタイムで見ていた。

私は当時乃木坂46をゆるく応援していた。

当時の乃木坂は、ぶっちゃけてしまうと

世間にあまり知られていないようだった。

「乃木坂46にハマった」『何それ？』

「西野七瀬ちゃんが推しメンなんだ」『誰？』

友人に話すたび、薄い返事ばかり。

今じゃありえない話。

･･･脱線してる

ライブ中に新グループ発足が発表された。

それが後の欅坂46である。

その時の研修生の昇格発表は

今振り返っても鳥肌が立つ。

また話が逸れるから止めておこう。

私は"掛け持ち"を考えていなかった。

だから新グループに深入りするのは辞めようと躊躇ってはいたが、新グループの詳細を楽しみに待ちわびる気持ちの方が勝っていた。

2015年8月21日。

待ちに待った新グループ結成の日。

私は早くオーディションに勝ち抜いた子達を

見たくてTwitterを張っていた。

そして、数枚の写真が次々と流れてきた。

 

（2020年現在、表舞台にいないメンバーには　モザイクをかけています）

まず、前列の4人に目が行った。

失礼に当たるが

「この子達が運営の推しなのか」と考えた。

「だったら、この4人以外の子を推そう」と。

（悪い意味はありません。

誤解しないでもらえたら嬉しいけど…）

写真全体を見たときにパッと目にとまったのが

今の推し、守屋茜ちゃんだった。

だが、彼女を推すと完全には決めなかった。

人を外見だけで判断するのは嫌だったから。

2015年10月。

欅坂46の冠番組が始まった。

地方住みで見れなかった私にとって、

Twitterが情報源となっていた。

『最年少の平手友梨奈ちゃんはお笑いが好き』

『1997年生まれが一番多い』

など何とか収集した情報から、

やはり守屋茜ちゃんを推すことにした。

彼女の強そうな性格に

目が離せなくなったからだ。

周りが何を言ってもへこたれない感じ。

テニスラケットを振りながらの自己紹介って

そうそう思いつかない。

カウントダウンライブという大切な場で

ピカチュウのモノマネをしたのを見た時に

やっぱりこの人強い･･･と確信した。

（ちなみに彼女の方が年上だ）

推しを見つけ、Twitterからの情報だけで

彼女たちの成長を見続けた。

2016年2月。

彼女たちのデビューシングル発売が決まった。

どんな曲なのか、期待を胸に待っていた。

はっきりとは覚えていないのだが、

確かメチャカリのCMが

初サイレントマジョリティーだった。

www.keyakizaka46.com

うん、そうだ。

メチャカリのCMが初解禁だったんだ。

(CM載せようと思ったのに非公開になっていた😭

中華屋さんで働く守屋さん、、もう一回見たい、、)

たった数秒で従来のアイドル像が壊れされた。

もっと可愛らしいものかと思っていた。

恋愛ソングだと思っていた。

でも、携帯から聞こえてくるのはクールな曲。

シンプルな制服を着せられていた彼女たちが

カッコいい制服を身にまとって、

バキバキ踊っている。

私はすっかり欅坂46の虜になっていた。

2ndシングルは爽やかさが特徴だったが、

サイマジョのような曲を期待していた人の

落胆する様子が見て取れた。

だけど、私は逆に新鮮で好きだった。

カップリングがクールということもあって、

そこまで方向性というものを気にしなかった。

制服もダントツで好きである。

2016年9月6日更新「サイリウムカラー変更です」

声を大にして言いたい

セカアイ×守屋茜＝最強

（ちなみにこの頃、てちねんラブラブ期）

3rdシングルで推しが

フロントに立つことになった。

ものすごく嬉しかった。

欅坂46になって最初で最後のフロント曲になるとは…。

まぁ、大半のメンバーが1度しか経験していないけど。

楽曲は儚さがあって、乃木坂イズムを感じた。

カップリングの「制服と太陽」

現在大学生である私には2番の歌詞が

とても身に染みる。

就職をするか？何もしないつもりか？

就職はしたい･･･

けど、やりたいことがわからない･･･うぅ･･･

・・・。

2016年12月31日。

欅坂46、紅白歌合戦初出場。

CDデビューからわずか8ヶ月の快挙だった。

センター、そして、センターサイドの2人が

デビュー当時の髪型だったのが目立った。センスある。そういうの好き。

アイドルになって、まだ1年しか経っていない

彼女たちがステージの圧力にも負けず、

パフォーマンスする姿。泣きそうになった。

ちなみに佐藤詩織ちゃんのおじいちゃんとの

エピソードには完全にやられた。

（私も祖父の闘病を目にしていた事もあって）

2017年。

欅坂46、第2章の始まり。

ラジオでとある曲が流れた。

 サイマジョ、カタミラ、おとしんとは

違ったタイプのクールな曲。

聞こえてくる信じ難い歌詞たち

仲間からも撃たれると思わなかった

殴ればいいさ

僕を抹殺してから行け

これがシングル・・・？

曲だけでは好印象を持てなかった。

パフォーマンスと兼ね合って初めて

曲の良さに気づくことがあるが

これがまさにそうだった。

推しが裏センターということもあって

4thシングル自体が好きだ。

4thはセンターの在り方が変わった時期。

ドキュメンタリー映画で推しがこう述べる。

今まできちんとコミュニケーションを

取れていたが、不協和音あたりから

完全に(コミュニケーションの取り方が)

わからなくなってしまった。

また、キャプテンの菅井友香ちゃんも

隣にいたが、目が合うことはなかった

と述べていた。

センターがただのアイドルではなくなる。

そうだ…

あの事件があったのも4th期間だ…

明記したくないので気になる人は

「欅坂46 握手会 事件」と調べてください。

呑気に見ることができず、

必死に彼女達についていくしかなかった。

とにかく彼女達が壊れてしまいそうで

特にセンターが消えてしまいそうで怖かった。

彼女から消えていったのは、笑顔だった。

4thシングル『不協和音』は

魔曲と言われるようになった。

正直、4thとアルバムの期間が濃すぎて、

5thの印象が残っていない。

初のスーツで…

消えたと思った笑顔で踊ってて沸いて…

三次元マスクは5thだったかな？

推しのシールが付いているマスクが

たまたま地元の薬局にあって即買いして…

あー！！！

伝説のノンフィクション！！！

落ち着け。

5thってあっという間だったんだな…

(そんなにこっち見ないで🙈)

2017年の紅白ほど、見ててヒヤヒヤするものはないと思う。二度目のパフォーマンスを見て

「メンバーが死んじゃう」とまで思った。

2018年。

初の武道館を断念。平手ちゃん不在。

メンバーの活動休止、卒業。

この年は色んなことがありすぎた。

特にアニバーサリーライブ(略してアニラ)は印象的で、メンバーがセンターの代役を務めたのだが、推しも真ん中に立たせてもらえていた。

もらえていたって言い方はおかしいか…

そう…あの、、、

「世界には愛しかない」で！

(((((最強すぎる🤦‍♀️)))))

地元住みであることをとにかく恨んだ。

結成から3年経つのに彼女たちに未だに会えていなかった。握手会にも行けていなかった。

(臆病だから応募もできていない)

私に転機が訪れた。

私はたまたま母と東京に遊びにきていた。

母と東京に行く際はいつも無計画で、

この日も何をするか決めていなかった。

ふと前日に思い立つ。

「明日って生駒ちゃん乃木坂ラスト…？」

「勇姿を見に行かなきゃ行けないやつじゃん」

臆病者のくせに思い立ったらすぐ行動に移す

タイプなので、CDを購入して券を手に入れた。

2018年5月6日。

私は母を連れて乃木坂の全国握手会へ向かった

衝撃だった。

生駒ちゃんラストということもあったかもしれないが、とにかく人が多すぎて、握手会の凄さを知った。暑いし。北国の私耐えられない。

乃木坂を好きになって約5年。

初めて乃木坂のライブを目にした。

その後、推しの西野七瀬ちゃんにお会いした。

3時間以上並んでいるのに握手は秒で、

彼女の人気の高さも体感した。

ちなみにこの日が乃木坂46の西野七瀬に会えた最初で最後の日。まさかこの年に卒業するとはね。

私は握手会に行く自信がついた。

全国握手会より個別握手会の方が

ゆっくり話せる(人によるが)ことも学んだ。

そして来たる2018年11月17日。

欅坂46の握手会デビューを果たした。

一人旅デビューでもあった。

持っている券は

我が推し、守屋茜ちゃんと

漢字欅のメンバーとひらがなのメンバー各1枚

会いに行くなら何人にも会いたいスタンスで

(バイキング来たんだから、いっぱい食べちゃおう的な)

幕張メッセへと向かった。

欅坂ファンの知り合いが誰一人いなかった私はグッズを受け取ってうろちょろしたり、壁の隅に座って、近くに私と同じように一人でいた女の子に声を掛けたり、時間が来るのを待った。

現場に行った時にコミュ力上がるのなんなの🧐

ちょうどこの日、推しの生誕祭があった。

右も左もわからないまま、

辿々しくブースに向かった。

推し、登場。

私、この時点で泣きそうになる。

もうすぐ彼女を目の前にするのかと思うと緊張感は増し、生誕祭が頭に入って来なかった。

生誕祭が終わり、握手会が始まった。

(何部だったか忘れた)

最後まで何を言うか決めていなかった私は

ずっと会いたかった推しを目の前にし、

あまりの嬉しさ(×緊張)で号泣

振り絞って出て来た言葉は

「頭ポンポンしてください」ぽんぽん

してくれたよ…🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️

誰？個握の方がゆっくり話せるとか言った人(←私)秒だったよ？(←そりゃ、泣いてたから)

握手会の前日に手紙を書いたのだが、

確かその手紙の最初に

「緊張して何も話せない気がするので、手紙を書きます」と綴った。大正解。

推し以外の二人とはちゃんと話すことができ、

「(私の)地元に来たら何したい？」と聞いた。

漢字メン「海鮮食べたい！」

がなメン「じゃがバタ食べたい！」

この日回収したもの

・頭ポンポン

・地元=食べ物のイメージ(…逆に何ある？)

こうして私の初現場が終わった

握手会は1度きりにしようと考えていたのだが、推しと話せなかったことがあまりにも悔しすぎて、リベンジすることを決めた。

2019年。

欅坂46、最終章と言っても過言じゃないと思う。

8thシングル『黒い羊』

MVを見て泣いたのは、この曲が初めてだ。

https://youtu.be/MAkIYZiyJq4youtu.be

ちなみに涙ポイントは

4:15あたりからのエキストラさんとのダンス。

平手ちゃんが

若い男性に抱き上げられる

↓

若い女性と揉めるも抱きつく

↓

おじさまに突き放され、彼岸花を落とす

↓

彼岸花を拾ったおばさまに抱きしめられる

シーン。（マイナー）

2019年4月6日。

アニラのライブビューイングに行った。

これまた一人で。一人でわーぎゃー言っても、つまらないだろうから、隣の席の人が女性だったら話しかけようと決めていた。(謎のコミュ力)

(さすがに男性には声をかけられない。逆ナン的な)

運良く隣に女性が来た。

年上には見えない可愛らしいお姉さんだった。

始まるまでずっと話してて、いざ開演。

めちゃめちゃ楽しかった……

そして、ヲタ友が欲しくなった。

2019年5月4日。

推しの券を4枚握り締めて、会場へ向かった。

体調が万全ではないまま、リベンジに挑んだ。

パシフィコ横浜って幕張より狭いですよね？

人の熱気(?)で熱中症になりかけた･･･

↓リベンジ握手会のレポツイ↓

1回目

 2回目

どんだけ地元に来た時にしたいこと

聞きたかったんだろう･･･笑

3回目

（上の○○→鎌倉、下の○○→平手ちゃん）

去年の私へ

話のオチくらいつけなさい。

4回目

あんな大きなパチクリした美しい目で

ウィンクされたら、たまったもんじゃない。

あと、自分でレポ書いてて恥ずかしくなった。

〈やばい！ラストライブ1日目開場まで

あと30分しかない！〉

2019年、夏。

初めて欅共和国に申し込んでみたが外れてしまい、東京ドームはダメ元で応募した。

全国ツアーは大人しく家にいた。

全ツ参戦組のレポートを見て、

目ん玉飛び出るかと思った。

『月曜日の朝、スカートを着られた』

センター守屋茜。

2ndアニラの時以上に驚いたと思う。

セカアイの代役のみ任されたのだと

考えていたし、この曲は2ndアニラでは

渡邉理佐ちゃんが務めていた為、

代役がチェンジするとは思わなかった･･･。

2019年9月18日。

無事に(両日)東京ドームに行けることになった

私は授業をサボり、

母を連れて東京へ飛び立った。

初のライブ参戦。お馴染みの一人で。

（母が一緒に行くことになったのは当落後）

席はまあまあ遠かったが、

運良く推しがユニット曲で近くに来てくれた。

も～～～圧巻。

すごすぎた。熱気も半端なかった。

(この時は熱中症になっていない。大丈夫)

始まってしまったら、

ぼっちなど関係なくなり、

男ヲタさんに負けずと私も声を出した。

不協和音はさすがに泣いた。

2日目。席はかなり遠かった。

1日目は飛行機の関係で

開演ギリギリに到着したが、

2日目は余裕を持って会場入りした。

一人で心細くなった私は、

隣に一人でいた女性に声をかけた。

このブログを書いてて思ったのだが、

欅坂の現場に行くと、

積極的になってる自分がいるし、

案外、一人で参戦する女ヲタさんが多い。

（たまたま？）

〈あーーあと30分でライブ始まるよ〉

2018年の後半から2019年の後半にかけて

私にとって濃いヲタ活ができたと思う。

とにかく周りの方に恵まれた。

私に声を掛けられた女ヲタさんたちへ

ありがとうございます！皆さんが心優しくて、私が声を掛けても嫌な顔せずに接してくれたおかげですごく良い思い出ができました！！

（届かん）

2020年。

年明けから衝撃ニュースが入ってきた。

私は友達と遊んでいた。

Twitterを確認すると、

タイムラインが荒れていた。

『平手ちゃん、脱退』

『オダナナ、もんちゃん(鈴本美愉)卒業』

『しーちゃん(佐藤詩織)活動休止』

情報を処理できず、頭が真っ白になった。

それから、欅坂の活動は止まった。

〈こちらラストライブ1日目終わりの私です〉

〈演出が神がかってた…。特に好きなのが、Overtureの初期アー写から今のアー写に変わるメンバー紹介映像〉・・・初っ端過ぎ。

キャプテンのデビュー4周年を記念したYouTube生配信や欅共和国鑑賞会、インタビュー特番。

送ってくれるメッセージの量も増えた。

活動は他のグループより少なかったが、

私たちにさみしい思いをさせないよう、

彼女たちなりに楽しませてくれた。

7月16日。

東京ドーム以来のライブは生配信で行われた。

会場全体を使った演出は新鮮だった。

トラックが出てきた時はおったまげた。(誰)

避雷針の最後の三角フォーメーションでセンターサイドがキャプテンずだったのも痺れた。

この日、改名が発表されたが、

私はそこまでショックを受けなかった。

推しの強い眼差しを見たからかもしれない。

「みんなは覚悟を決めてるんだな」と。

発表を受けて率直に

「欅＝センターの子」というイメージを

なくしたかったんだろうと思った。

先月、本来なら4月に公開されていたはずの

ドキュメンタリー映画が公開された。

センターを中心とした映画であったが、

メンバーのセンターに対する思いを

ある程度聞くことができてよかった。

（あまり口にしてはいけないものだと思っていたので）

そして、あっという間に

ラストライブの日が来た。

今日は本当の本当に

欅坂46ラストの日。

昨日は1曲目から泣いてしまった。

緊張が解れるだろうとご飯を食べながら見ていたが、涙がボロボロと出てきてしまい食事どころじゃなかった。

「もう見れないんだ」

と思うと寂しくなってしまった。

今日はずっと泣いてるかもしれない。

1期生メンバーフォーカスのVTRが

挟まれていたが、まだ推しの回が来ていない。絶対泣いちゃうよ。

感想を書いてしまうとなると、

文字数が驚異の1万字を超えてしまうので

心に留めておく。

学生の身で地方住みという理由で

ライブに行ったり、握手会に行ったりだとか

ファンらしいことを充分できず、

「本当に私は欅坂46のファンなのかな？」と

考えることもあった。

でも今はその人なりの応援の仕方があるから、無理に周りに合わせなくて良いと思ってる。

こういう風に考えられるようになったのも

欅のおかげじゃないかな。

なんだかんだ言ったけど私は、

欅坂46が大好きだし、

学校の子より欅を語れる自信がある。

友達や周りに「欅坂＝私」と

思ってもらえれば本望だ。

明日からは「櫻坂46＝私」と

思ってもらえるようにしないと。笑

アイドルを応援するのって

すっっごく楽しい。

欅に出会ったのが高校生の時。

それまで私は青春という青春を

送ってこなかった。

そんな私の学生生活を、青春を

綺麗な緑色と茜色に染めてくれてありがとう。

ありがとう、欅坂46

それじゃ、櫻の木の下で待っています。 

2020年10月13日